2015年06月29日

経済システムの移り変わり


Local の時代は地に足がつきつつ、小さな単位で多少ムラ的なものもありつつ生きていた(とはいえ農耕以降少しづつ拡大していった)

Nation の時代は近代。産業革命・科学・経済成長・操作。国家という幻想システムが立ちあがった。

Globalism の時代は現代。システムは国家を超えて暴走中。これは自己破綻する。

Glocal の時代へ。再度地(身体)に足をつけ、多中心なローカル(相互依存した個人でもある)のネットワーク。それぞれが Earth(大地・地球) 。真ん中は空(^ ^)

天草は最先端ですヨ!  

Posted by うっちー  at 03:30Comments(0)

2015年06月26日

天草に大学(コレジオ)を! など 覚書き

地域の再生には
1.出る人、金を減らす 売買・投資・贈与
2.入る人、金を増やす 売買・投資・贈与
3.地域内で回るお金(価値)を増やす 売買・投資・贈与
4.地域で子を産み、育てる・・出逢・・受入、継ぎ、看取る。

例:
化石エネルギーの輸入を減らす→エネルギーの地産地消(自然エネ バイオマス、地熱、風、水、潮、太陽熱、振動、太陽光)

地元産を買う 地域円 価値観を鏡で見る 自らの良さを自覚

地元産を地域外に売る 安心安全・レア・物語 
 & 商流物流 デザイン コーディネータ

相続税、ふるさと納税

観光・健康リトリート・景観を食べる 景観と暮らしは一体
 地宝を見出す リピートする関係性

移住(住むところ 働くところ 学び育つところ)

継ぐ(産むところ 育つところ 出会うところ 受け継ぐところ 看取るところ)

大学を創る★個人的に一押し
(天草だと 健康レジリエンス&観光大学、IoT(リアル世界系IT)大学、両学あわせて10次産業コレジオ)
 とにかく天草には現場と工場があるので、イノベーションの拠点として。全世界のラボ・企業が出資、卒業後はそこに行って帰ってきてもいい。
 商圏ができ、地域振興にもなるのでを市民ファンドでやってもいい

 成人時にグローバルに1年は世界中旅費無料条約むすびたい

レジリエンス(しぶとさ)を強める
 一部自給マルチインカム 自営業を増やす 小さく多様な商売
 小さいけれどグローバルとか 

オープン・シェア・コラボレーション 創発環境
 

大きな投資よりも、小さく手を打つ 量子的日常ハレ
(兵器ビジネスよりも人間交流、病院ビジネスよりも予防エクササイズや医食同源、隔離学校より学べる環境・スキマ学校)



別掲
知性より身体感覚 大地感覚 惑星感覚
農とかはクリエイティブ アート暮し
100年前100年先 である イマココ 魂

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一応、アマビズ応募時に書いた課題の小論文です。外への売る出口のことに触れてませんが拙文一応載せておきます。

小論文:私が考える地方における産業支援とまちおこしとは

なぜ?
なぜ、地方における産業支援とまちおこしなのでしょう。何のためのものでしょう。そもそもは、その地に住む住民の幸せのためであり、その住民が子々孫々幸せに暮らしていくための自然環境を守り引き継いでいくためのものであるべきです。どれだけ産業を支援し、まちおこしを行ったとしても、そのために住民が貧困に喘いだり、自然環境がだいなしになってしまっては元も子もありません。当たり前のことのようでいて、この日本全体で起こっていることは、産業優先にしすぎたために企業が人間より優先され、貧富の格差が増大し、自然環境とともにあった文化・コミュニティが崩壊しているという事態です。あくまで、住民と環境という地元のための、産業支援、まちおこしでなくてはなりません。

主体は住民
であるならば、最も大事なのは主役が誰かであることで、当然住民が主役です。それも声なき自然の代弁もする住民です。すべてを行政に任せるのではなく、こうしたいのだけど、行政さんここを支えてくれ、情報を示してくれ、という風に主体的、参加型になることです。子どもや若者・年寄もOKな多様性で。ですから、行政はその場を作ること、後方支援、黒子、背中を押すことが業務になります(例:ブラジルの参加型予算やポートランド、バークレーなど)。

産業支援
 行き過ぎはともかく産業支援は必要です。大事なのは地域での経済循環です。地域圏の支出を抑え、収入を増やす。選択と集中で投資も行う。これが基本です。支出を抑えるには、輸入を減らし、域内調達を進め、輸出を増やすことです。輸入を減らすには例えば地域発電。天草電力を住民ファンドで立ち上げて電力を自給すればお金は域内に留まります。野菜や魚も域内のものを買うことでお金が出て行きません。軽トラ朝市やマルシェ、域内デザイナーやIT、顔の見える食生産、6次産業化など、新しい試みを支援していきましょう。域内調達つまり地産地消を進めることで、域内でお金が回ります。ストックではなく、フローとしての経済効果は回った分になるわけです。地産地消運動はもとより、具体的には地域振興券などの地域通貨(最後は自治体が引き受ける)は有効です(海外や木の駅のモリ券等の事例)。そして、天草の山海の豊かさと星空を含む景観。これは観光と通販、移住のポテンシャルをまだまだ持っています。宝はいつも足元に眠っています。認証やデザイン、顔の見えるブランディングを行っていきましょう。

まちおこし
 地元を愛し、地元の宝に根差した産業が元氣を取り戻していくと、地域に元氣が戻ってきます。まちおこしは、起こすのではなく、生業が成り立てば起きてくるものです。キーは祭りです。つまり、この恵の地への感謝であり、お互いへの感謝です。参加型で生業・産業が元氣なら少しのきっかけで自然に起こってきますから、盛大にやりましょう。それがまた、観光と移住の呼び水にもなることでしょう。

  

Posted by うっちー  at 09:58Comments(0)